水蒸気処理マッシュ飼料用冷却機
マッシュ冷却機は、水蒸気処理マッシュ飼料の冷却を目的に設計されました。この冷却機は、2 つの流動飼料床に空気を送り込むことによって冷却します。
マッシュ飼料床は、流動化しなければ空気が通れないほど密度が高いため、よく制御された流動化が必要です。ですが、床を流動化させるとすぐに、製品の「先入れ先出し」フローを維持できなくなるため、冷却が均等に行われないリスクが生じます。マッシュ飼料冷却機の上部デッキがバッチメーカーになっているのはそのためです。製品を冷気で流動化させながら、吸入バルブからすべての飼料製品を収集し、バッチ全体のすべての飼料の粒子が同じ時間的長さ (分単位) で冷却される下部デッキへ送り出します。
デッキからの送り出しは、タイミングがタイマーで制御され、油圧シリンダーによって作動します。この種の冷却機においては空気量の制御が必要不可欠です。空気の送り出し速度が遅すぎると、流動化が十分に行われません。空気の送り出し速度が速すぎると、排気側へと粒子が飛び散ってしまいます。弊社の PLC は送り出し装置のタイマーとファンの VFD の両方を制御します。