総保有コスト) を削減しながら乾燥を持続可能なものに
乾燥機から排出されるガスには、製品の水分を蒸発させるために使われたエネルギーが、ほぼそのまま含まれています。弊社の新製品 Counterflow Recovery Unit は、そのエネルギーの大部分および水を、排出ガスから回収することができます。これにより、乾燥機のエネルギーの純消費を最大で 65% 削減できることとなります。
Counterflow Recovery Unit 内で湿った空気から水を凝結させるために必要な冷水の生成、そして乾燥機内の乾燥用空気を加熱するために必要な温水の生成、その両方に電動ヒートポンプが使用されます。この方法であれば、ガスや蒸気を使わずにすべて電気のみで乾燥機を稼働させることが可能です。
ですが、さまざまな理由により、ほとんどの国では、ガスバーナーとヒートポンプを両方採用したハイブリッド乾燥機の方が好都合であることも事実です。
最後に重要なこととして、乾燥プロセスに電気を使い、しかもその電気が再生可能エネルギーによるものであれば、乾燥プロセスにおける CO₂ の排出量を削減することができます。乾燥機は押出しラインの中で単独のユニットとしては最もエネルギーを消費する機器であるため、押出しライン全体で CO₂ の排出量は 50 ~ 60% 削減されます。
詳細およびプロセスのしくみについては、こちらをご覧ください: https://www.geelencounterflow.com/library/upload/2018_04_Article_in_All_about_feed_-_electric_dryer.pdf